エコロジーというものは

エコロジーに対する考え方

エコロジーというものは 環境問題が叫ばれるようになった、というのは、ごく最近のことではありますが、実は昔から、経済が発展すると色々と問題が出てくることがあったのです。現代でも古代でも同じことではありますが、経済が発展する、ということは資源を使うということでもあります。昔で言えば、山がなくなることがあったのです。木材を大量に使って、色々な経済活動をするのが、昔の主流だったからです。しかし、そうなると山に貯められていた水がなくなり、水を引くことができなくなったり、土地がやせ細ったりすることがあったのです。つまり、無条件に拡大していけばよい、ということではないのです。そのあたりのことをよくよく理解しておく必要があります。

現代にも言えることであり、急激な経済発展は環境を破壊します。だからこそ、エコロジーを推奨することがあるのですが、はっきりいって経済と両立させることが難しいのです。昔は使い古したものであってもリサイクルする余地があったのです。経済的にそうした余地があったのです。古着文化なんかはその一つであるといえます。衣服が高い時代は使い古しでもいいので、買いたがる人が多かったのです。しかし、今ではそんなことをするよりは捨ててしまって、新しく作ったほうがよいのです。そのほうが経済的になります。しかし、それはあまりにもエコロジーと反することになります。ですから、そのあたりのことをよくよく両立させることが国の制度であり、対策として必要なことなのです。